雑記

Windows Subsystem for Linux についての雑感

投稿日:2016年7月9日 更新日:

Windows Subsystem for Linux (以下 WSLと書きます)を少し触ってみましたので、現時点での感想を書いておきます。

WSLを使うと、Windows 10 内に Linux環境を作ることができます。これは仮想マシンでもないですし、CygwinのようにUNIX/Linuxの動作を模したWindowsバイナリが動くわけでもありません。本物のLinuxバイナリがWindows上で動きます。

オープンソースな世界のプログラムをLinux環境で書きたいという人であれば、Cygwinなどを導入する必要がなくなるので 嬉しい機能だと思います。Ubuntuがインストールされる形になるので、apt-getでパッケージをインストールすることもできて便利です。

但し、WSLは「Webサーバなどを動かすことは向かない」とされていますので、Webアプリケーションの開発を行う方は、「WSLがあるから OS X から Windowsに乗り換える」ということにはならないと思います。

また、「Bashの使い勝手で Windowsが使えて作業が捗る」というわけでもありません。WSLはLinuxのバイナリが動くサブシステムであるがゆえに、Windowsの世界とLinuxの世界はわりと隔絶されてしまい、Linux側から Windowsアプリケーションやバッチファイルを実行することもできません。このような用途ですと MSYS2などが合っています。

ということで、私のように Webアプリケーションを開発したり、コンピュータ上の作業をなるべくターミナル(Bashで)で済ませようとするタイプは、まだまだ MSYS2のお世話になりそうです。

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執筆者:labo


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