Windows では ユーザーのフォルダの中に「ドキュメント」というフォルダがあります(昔は「マイドキュメント」という名前でした)。
これは最初から用意された特殊なフォルダで、Windows の機能のいろいろなところから使用されており、「普通のファイルを置くのはここである」という印象を受けます。しかし、便利なフォルダであるが故に却って不便になってしまうこともあります。
例えば、複数のパソコンでファイルを共有するための「ホームグループ」という機能がありますが、デフォルトでは、「ドキュメント」フォルダ(実際はライブラリですが)を「共有する/しない」のどちらかしか選べません。「共有する」と、他のパソコンから「ドキュメント」フォルダ内がすべて見られてしまいます。人によってはこれで問題ないのかもしれませんが、全部見せるのはやめて欲しいと感じる人が多いのではないでしょうか。そんなつもりじゃなかったと。
そうなると、「ドキュメント」フォルダではなく、独自のフォルダを作ってそこにファイルを置いた方がよいのではないかということになります。やはり特殊なフォルダというのは、通常のフォルダと比べると何されているか分かりませんし、Windowsの仕様が変われば扱われ方も変わってしまうという不安があります。最近ではプライバシーの問題もよく聞くようになってきましたし油断できません。
ということで、自分のファイルを置くフォルダは 独自に用意したフォルダに置くのがよいのではないかと考えています(画像ファイルや音楽ファイルはまたちょっと違ってきますが)。