電子工作

既製品ではない電子工作。LOW TECH SENSORS AND ACTUATORS。

投稿日:2017年2月1日 更新日:

1. はじめに

Arduinoをはじめよう」という Arduinoの入門書籍の中で、著者のお気に入りとして「LOW TECH SENSORS AND ACTUATORS」という本が紹介されています。

この数年来、私はオモチャを使って、テクノロジーは難しくも恐ろしくもないということを学生たちに教えようとしてきました。ウスマン・ハック(Usman Haque)とアダム・ソムレイ・フィッシャー(Adam Somlai-Fischer)による『Low Tech Sensors and Actuators』という私が大好きな本には、オモチャを有効活用するテクニックが完璧に記述されています

(引用元:Arduinoをはじめよう

「本」と書かれてはいますが、実際はどちらかというと「冊子」といった方が近い内容で、以下のサイトにて無料で読むことができます(英語です)。

Lowtech Sensors and Actuators
(PDF)

2. LOW TECH SENSORS AND ACTUATORS とは、どんな内容なのか?

非常に面白いです。

私の言葉で簡単に説明すると、

  1. 身近にある安価なオモチャから、核となっている機能的な部分のみを取り出す。これを 1つモジュールとみなす。(電気を利用した機能が中心ですが、そうでない機能でもよいと思います)
  2. 同様に、いろいろなオモチャからいろいろなモジュールを取り出す(作り出す)。
  3. それらを組み合わせて何かを作る。(各モジュールの入力部分や出力部分を連鎖させる)

といったところでしょうか。「電子工作用の既製品を使うことなく電子工作しよう!」ということです。「ハック」の精神にも通じるところがあります。

冊子の中では、この方針に沿って作ったおもちゃがいくつも紹介されています。

例えば、以下の作品です。


少し分かりにくいですが、これは、

  1. 猫のおもちゃについてたマイク
  2. レーザーポインター
  3. トランシーバー

を組み合わせたものです。

どう動くかというと、

  1. どこかにトランシーバーを設置する。
  2. そのトランシーバーが音を拾う。
  3. ペアとなるもう一方のトランシーバーに音が届く。
  4. マイクがその音を拾って電気信号となる。
  5. その電気信号が入力となり、レーザーポインターが光る。

という原理になっています。

また懐中電灯を使った以下の作品もあります。


簡単に説明すると、先ほどは音が入力となって電気が流れましたが、こちらは懐中電灯を使うことによって、物理的に何かに押されることがトリガーとなって電気が流すことができるという作品です。

他にももっと複雑な作品がいくつも紹介されています。

3. まとめ

子供の頃からこんな趣味を持っていたら楽しかっただろうなと思います。こういうところから電子工作に慣れていけば世界が広がります。既製品のオモチャで遊ぶよりずっと面白そうです。

とはいえ、いきなりこんな遊びができるかといえば難しいですから、最初は Arduino 等で慣れるというのもありかもしれません(Makerムーブメントはまだ続いているのでしょうか?)。

どちらにせよ、少しでもこういうことに興味を持った子どもがいたら、半歩先、一歩先を大人がうまく導いてあげることが大切だと思います。

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執筆者:labo


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