1. Chrome の通信ログ
本記事は、以下のページの紹介です。
Chrome ブラウザや管理対象の Chrome デバイスで TCP/IP に関する問題が発生する場合は、net-export や net-internals を使用することでネットワーク ログを収集し、ネットワーク データを確認することができます。ネットワーク ログは、ネットワークの問題のデバッグ、パフォーマンスの分析、サポートへの問題の問い合わせを行う必要がある場合に役立ちます。
引用元:Chrome のネットワークの問題に関するトラブルシューティング – Google Chrome Enterprise ヘルプ
Chrome ブラウザでは、デベロッパーツール (DevTools) を使うと HTTP(S) 通信の内容を表示することはできますが、TCP/IP 層の通信は見ることができません。しかし、引用元のページで説明されているツールを使えば、それが可能になります。詳しくは引用元のページを参照してください。
2. net-export の補足情報
net-export について気付いたことなどを記載します。
オプションについて
chrome://net-export
にアクセスすると、画面下部にOPTIONSという箇所があり、3つの選択肢から1つ選択できるようになっています。
選択肢名前を読めばおおよその違いが分かるのですが、実際に試してみて分かった違いを表にしました。
選択肢 | 説明 |
---|---|
Strip private information (個人情報を削除する) |
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Include cookies and credentials (クッキーと認証情報を含める) |
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Include raw bytes (will include cookies and credentials) (生のバイトを含める。ので、クッキーと認証情報を含まれる) |
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3. NetLog Viewer の補足情報
NetLog Viewer について気付いたことなどを記載します。
[Events] ページで各イベントの内容を見る
NetLog Viewer の画面左には、いろいろな項目がありますが、[Events] ページには発生したイベントの一覧が表示されます。このページが一番情報量が多そうです。
一覧の上にあるフィールドでイベントをフィルタリングすることができます。
また、特定のイベントを選択すると右側にその内容が表示されます。その中のリンクになっている部分は他のイベントへのリンクになっています。
4. おわりに
今後、便利な使い方など分かったことがありましたら、本記事に追記していきます。