1. はじめに
Evernoteでは、複数のノートをマージすることができます。
名前の通り、複数のノートを1つのノートにまとめる機能です。
どんな動作なのか、なんとなくは予想がつきますが、実際に使う前にはテストしてからでないと怖くて実行できないでしょう。しかし、テストするのは面倒です。
そこで、どのようにマージできるのかについて、本記事に記録しておくことにしました。
2. Evernote のマージ機能の実際
Windows版 Evernote v10.38.3で説明します。
まず、以下の2つのノートが作成済であるとします。
一覧画面上でこの2を選択して右クリックし、[ノートをマージ…] をクリックします。
すると、以下のウィンドウが表示されます。
中央の緑の四角の中では、どのノートをマージするか選択することができます。ここでは、「TestA」と「TestB」が表示されていますが、それぞれのノートにカーソルを重ねると、「-」や「+」のアイコンが表示され、マージの対象にするかしないかを選べます(今回は2つしか選択していないので、あまり意味はありませんが)。
画面下の [詳細オプション] では、3つのオプションを選ぶことができます。
- 元のノートのコピーを維持(デフォルトではチェックなし)
- マージするコンテンツを区切り線で区切る(デフォルトでチェックあり)
- マージするコンテンツにノートの題名を含める(デフォルトでチェックあり)
必要に応じてチェックを外したり、入れたりします。
1つ注意しておくと、デフォルトでは「元のノートのコピーを維持」にチェックが入っていないため、マージを実行すると、元のノートはなくなります(ゴミ箱に移動するだけです)。
そして、上記画面内の右下にある [2個のノートをマージ] ボタンを押すと、マージが実行されます。
マージされたノートは、こんな感じになります。
オプションはデフォルトのままにしたため、元のノートの題名が入っていますし、コピーされた元の2つのノートの間には区切り線が挿入されています。また、元のノートは Evernote のゴミ箱に移動されました。
3. おわりに
Evernote のマージは「複数のノートを単純にくっつけて1つのノートにする」機能です。この機能が役に立つ場面に出会いましたら、この記事に追記する予定です。