1. 拡張子とは?
ファイル名の末尾についている「.xxx
」の部分を拡張子といいます。
例えば、
- ファイル名が
日記.txt
であれば、.txt
の部分 - ファイル名が
計算.xlsx
であれば、.xlsx
の部分
が拡張子です。
拡張子はファイルの種類を表します。
例えば、
.txt
は、テキストファイル.xlsx
は、Excelファイル
などです。
2. 拡張子とアプリケーションが紐付けられます
Windows では、
を対応付ける機能があります。
標準の状態では、拡張子 .txt
には「メモ帳(というアプリケーション)」を使うように設定されています。そのため、例えば 日記.txt
というファイル名のファイルをダブルクリックすると、「メモ帳でこのファイルを開く」という処理を実行してくれるのです。もちろん、.txt
に対して、「メモ帳」の代わりにお好きなテキストエディタ(事前にインストールしておく必要があります)を対応付けることもできます。
「各アプリケーションが開くことのできるファイルの種類」さえ調べておけば、あとは自由に設定することができるのです。
※ 複数種類のファイルを開くことができるアプリケーションもあります。
拡張子とアプリケーションの紐付け情報を確認する方法
以下の手順で、どの拡張子とアプリケーションの紐付け情報を確認することができます(変更もできます)。
- [設定] を開き、[アプリ] をクリックしてから、[既定のアプリ] タブを表示します。
- [ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ] をクリックします。
- すると、左側にファイルの種類(拡張子)が並び、それぞれに紐付けられてアプリケーションが右側に表示されます。
3. しかし、本来は拡張子とアプリケーションとの間に関係はありません
ここで注意しておきたいのですが、拡張子というのは、
- ファイルをダブルクリックした時に、どのアプリケーションで実行するのか?
- ファイルを選択して
Enter
キーを押した時に、どのアプリケーションで実行するのか?
という関連付けをする以上の意味はないということです。
本来、拡張子とアプリケーションとの間には何の関係もありません。コンピュータのユーザーは自由にファイル名を付けることができますので、ファイルの種類に縛られずにどんな拡張子でも付けることができてしまいます。「拡張子を付ける」というのは緩いルールなのです。
例えば、メモ帳を起動しておいて、[ファイル] メニュー – [開く] を使えば、どんな拡張子がついているファイルでも開くことができます。もし、メモ帳で扱えないファイルであった場合は、文字化けした状態でファイルが開くだけです。
とはいえ、拡張子は「ファイル名についている拡張子を見れば、どんな種類のファイルか分かる」という意味でも便利なものです。
4. Windows で拡張子を表示する
しかし、Windows では何も設定していない状態だと、拡張子が表示されないようになっていますので、「拡張子を表示」するように設定を変更しておくことをお勧めします。
手順