GitHub において、無料ユーザーでもプライベートリポジトリが作成できるようになりました。
実際に無料アカウントで試したところ、リポジトリの作成ページで「Private」を選択することができました。
以下は、GitHub の Pricing ページです。
この画面の「個人向け(Individuals) → Free」のところにあるように、
- 無制限のプライベートリポジトリ
- 但し、プライベートリポジトリ毎にcollaborators(共同作業者)は3人まで
となっています。
2018年6月に GitHub は Microsoft に買収されましたが、Microsoft は「ソフトウェア開発者のツールやサービス」の分野に相当な力を入れているので、今回の変更もその一環なのでしょう。エンタープライズ用で使うサービスと、個人用で使うサービスが1つである方が便利なのは確かですので。(参考:Microsoft の GitHub 買収に関する情報)
プライベートリポジトリを無料で提供している競合サービスには、 GitLab や Bitbucket があります。今回の GitHub のアナウンスでは「プライベートリポジトリ毎にcollaborators(共同作業者)は3人まで」という制限がありますので、この部分で優位性を持つことができればよいのですが、それでも大きな影響が出るのではないでしょうか。
どんな分野にも言えますが、いくら良いサービスだからといって「独占状態」になるのはあまり良いことではありません。
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