ICT

How The Email Finds Me というフレーズについて

投稿日:

という記事で、以下のツイートが紹介されていました。

このツイートがミーム (meme) となり、多くの人々に真似されたようです。

本記事では、ここに載っている2つの文について、私の解釈と疑問に思ったことを書いてみます。

まず、”I hope this email finds you well” です。

この find は、「主語 + find(s) + 目的語 + 補語」という形(第五文型:SVOC)で、「(目的語) の状態が (補語) であることを、(主語)が見つける」という意味の用法になります(「見つける」ではなく「分かる」でも良いです)。今回の例で言うと、

{ (you) が (well) であることを、(the email) が見つける} ことを私は望みます。

{ (あなた)が(元気)であることを、(Eメール) が見つける} ことを私は望みます。

このメールが届いた時、あなたが元気だといいな。

といった感じでしょうか。

次に、”how the email found me:” です。

このセンテンスだけ見ると、この find は「主語 + find(s) + 目的語」の形で「(主語)が、(目的語) を見つける」という意味の用法なのかなと思ってしまいそうです。その場合、先頭に how を置くと、「どうやって、そのメールが私を見つけたか」という意味になります。しかし、1つ目のセンテンスからの流れで、こんな意味の文が続くのはどうも変です(最後の画像からも)。

今回 1つ目のセンテンスがあり、そこでも find が使われているため、同じ用法であると考える方が自然です。そして、(目的語) である me の後ろに (補語) にあたる単語がないので、ここを how で聞いているのだと分かります(今回、補語には形容詞がくるので what ではなく how を使う?)。つまり「そのメールが見つけた (認識した) 私は、どのようであったか?」という意味になります。最後のコロンの後には、その答えとなる画像が貼り付けられています(大抵は元気がないコミカルな画像が貼り付けられており、それが面白いようです)。

このように、2つ目のセンテンスの解釈に 1つ目のセンテンスが必要になるため、このフレーズがミームとして真似されたツイートのほとんどで、両方の文がセットで引用されているのだと思います。

以上が私の解釈です。

ところで、2つ目のセンテンスのように、複数の解釈が可能なフレーズが単独で使われることはあるのでしょうか? その場合、どのように解釈すればよいのでしょうか? 聞きたい部分をよりハッキリさせるために、少しフレーズを変えて聞いてみるのでしょうか? それとも「文脈から判断する」でしょうか?

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執筆者:labo


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