一般的に、何ができれば 「 ICTリテラシーがある 」 と言えるのでしょうか?
「Excel が使える」「Word が使える」など、具体的に「このアプリケーションが使える」という視点から考えることもできますが、もう少し広い視点で捉えると、以下の作業ができるかどうかも 1つの重要な基準になるのではないでしょうか。
それは、
と思った場合に、
- インターネットでそのアプリケーションを調べて、
- 見つけたウェブサイト(通常は公式サイト)からダウンロードし、
- インストールし、
- 使い方を調べて、
- 使い始める
という作業です。(アプリケーションは、ウェブサイトからダウンロードできるという前提です)
各項目を簡単に見てみていきましょう。
インターネットでの検索スキルが問われます。通常は、目的のアプリケーションの公式サイトを探すことになります。
そのアプリケーションは、様々なグレードがあったり、OS別に用意されているかもしれません。その場合は、自分に合ったものを選択する必要があります。コンピュータ自体の知識も多少必要になる場合もあります。
ダウンロードするファイルは、インストーラであったり、アプリケーション本体である .exe
ファイルだけかもしれません。何か設定が必要である場合もあります。
使い方が分からない場合は、調べる作業が必要です。ダウンロードしたファイルの中にドキュメントがあったり、公式サイトにドキュメントページがあったりします。既に使ったことのある人が、ブログなどで使い方を説明しているかもしれません。操作が複雑なアプリケーションの場合は、こちらのタイプの説明の方が分かりやすい場合もあります。そのアプリケーションについて詳しい友達がいれば、聞くのが早いです。
使い始めてから分からないことにぶつかったら、また調べます。公式なドキュメントを読んだり、インターネットで検索します。詳しい友達に聞くのが早いです。
アプリケーションにもよりますが、コンピュータに詳しければ詳しいほど「これをするには、多分こうすればよいだろう」と予測できるので早く使いこなすことができると思います。
といった感じでしょうか。
上記の条件では目的のアプリケーションが決まっていましたが、「○○のようなことをしたいんだけど、どうすればできるか?」という場合に、利用できそうなアプリケーションの調査から始める場合もあります。
インターネット上には、無償で使える便利なアプリケーションがたくさん存在しています。ですので、どんなアプリケーションであっても、「 自分で探して入手して動かす 」ことができれば、コンピュータ(パソコン)は非常に強力なツールになります。
※、実際にはセキュリティに注意する必要もありますし、それ以外にもいろいろなトラブルが起きますので、ここで書いた作業はあくまで1つの基準に過ぎません。