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WordPress: ブラウザ別処理とキャッシュの注意点

投稿日:2021年10月16日 更新日:

1. はじめに

何らかの「Webページのキャッシュ機能」を利用している Webサイトの注意点です。タイトルに WordPress と書きましたが、WordPress に限った話ではありません。

2. Webページのキャッシュ機能とは

ここでの「Webページのキャッシュ機能」というのは、以下を指します。

  1. Webサーバーは、ブラウザに返す HTMLを生成し サーバー上に保存します(生成するタイミングはいろいろあります)。
    • このHTMLは、サーバー側プログラミング言語(PHPなど)のプログラムが実行された結果生成されたものです。
  2. 以後 Webサーバーは、ブラウザからのアクセスに対して、サーバー側プログラミング言語のプログラムを実行することなく、保存しておいた HTMLファイルを返します。
    • プログラムの実行が省略される分、Webページのダウンロード&表示が速くなります。

3. 問題点

このとき、サーバー側プログラミング言語のコードにより、「ブラウザのユーザーエージェント文字列によって(つまり、ブラウザの種類によって)異なる HTMLを生成している」場合に注意が必要です。

なぜなら、ブラウザA 用に生成した HTML がキャッシュされてしまった場合、ブラウザB にもその HTMLを返してしまう可能性があるからです。

但し、キャッシュ機能が「ブラウザのユーザーエージェントを区別してキャッシュを生成する」機能を用意していれば問題ありません。しかしそのような機能がない場合は、そのキャッシュ機能は使えないという判断になるでしょう。

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執筆者:labo


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