1. 基本的なこと
- インターネット上に発信した情報を、後から完全に削除することはほぼ不可能であると考えて下さい。
2. SNSやブログで情報発信する時に気を付けること
- 仮名(や匿名)で情報発信していて、自分の素性を明かしたくない場合は、自分を特定されてしまう情報を発信しないように気を付けましょう。
- インターネットに関するサービスに、実名で登録するのはなるべく避けましょう。
- 特定の情報を「非公開」に設定できる機能が用意されている場合でも、全面的に信用しないようにしましょう。不具合が発生して公開状態になってしまうかもしれません。
3. 個人を特定することにつながる情報
- 何かしらのイベントに参加したことをインターネット上に発信した場合、そのイベントに参加していた人が、そのイベント名などでウェブを検索してその情報を見ると、その情報発信者を特定できてしまうことがあります。
- 仮名(や特定)で発信された情報を見て、個人を特定できたとしても、「○○さんですよね?」と書き込まないで下さい。
- 「通学中です」「通勤中です」「今、○○にいます」等と風景画像付きで情報発信すると、個人を特定されるヒントになります。
- 毎日決まった時間に情報発信することで、生活リズムを予測されます。
参考
4. 画像をアップロードする場合
- 画質を下げることを考えましょう。
- 指紋が読み取られないかチェックしましょう。
- 虹彩(瞳孔の周りの色のついている部分)が読み取られないかチェックしましょう。
- 人物を特定できないようにしましょう(それを望んでいない場合)。
- 画像をアップロードする前に、位置情報がセットされているかどうか、そのままアップロードしてしまってよいか考えましょう。
- 画像ファイルには、位置情報(ジオタグ)がセットされることがあります。
- 画像に自分以外の人物が写っている場合は、その人達の許可をとりましょう。
5. 配達物の宛先ラベル
- 送り状のラベル画像をネットにアップロードする場合、住所欄、送り状お問い合わせ番号、バーコードを消すこと(住所を特定されてしまうため)。
参考
- https://twitter.com/hanamo_0708/status/807377813758062592
- https://twitter.com/hanamo_0708/status/808613449169129472
- https://twitter.com/hanamo_0708/status/808615559688396800
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