日本語を入力するには、「ローマ字入力」と「かな入力」の2種類の方法があります。
「ローマ字入力」の場合は、キーに印字してあるアルファベットを使います。「あ」と書きたければ、A が印字してあるキーを押せばよいですし、「か」と書きたければ、K が印字してあるキーを押してから A が印字してあるキーを押します(ローマ字では「あ」は「A」ですし、「か」は「KA」です)。
(サンプル画像)
一方、「かな入力」の場合は、キーに印字してあるひらがなを使います。ですので、例えば「き」と書きたければ、き が印字してあるキーを押します。
(サンプル画像)
どちらを使えばよいのか
既にどちらかを使っている場合は、そのまま慣れた方をお使い下さい。これからパソコンを始められる方も、基本的にはお好みの方法を使って頂けばよいと思います。しかし、「どちらがよいのですか?」と聞かれましたら「ローマ字入力」をお勧めします。
ローマ字入力をお勧めする理由は以下です。
- Microsoft IME のデフォルト設定が「ローマ字入力」であるから(Microsoft IME とは Windows に標準でついている日本語入力ソフトウェアです)。
- ローマ字入力の方が使っている人が多いから。
- アルファベットのキーをまとめて覚えられるから。
「ローマ字入力」と「かな入力」についての議論を知りたい方は、例えば以下のページをご覧ください。
ローマ字入力の基本
基本は、
A
い →
I
う →
U
え →
E
お →
O
です。
小さな「っ」を使った文字の入力
小さな「っ」を使った文字を入力する場合は、「っ」の後ろの文字の最初のキー入力を2回続けて行います。
例えば、「よかった」と入力する場合は、YOKATTA
と入力します。
それ以外につきましては、以下の一覧表を参考にして下さい。
ローマ字入力の一覧表
一覧表の注意点
- キーボードのキーに印字されているのが大文字ですので、この表でもアルファベットが大文字になっています。
- Microsoft IME で入力を試して作成した表です。
基本となる46文字
小さな文字
小さい「ゃ」などを用いた文字
小さい「ぁ」などを用いた文字
濁音・半濁音
小さい「ゃ」や「ぁ」などを用いた文字(濁音・半濁音)
補足
「普通の文字」+「小さな文字」は、もちろんそれぞれ別々に入力することもできます。しかし、その場合は押さなければいけないキーの数が多くなってしまいます。ですので、このページに載っている入力方法を知っていると入力がラクになります。例えば「きゃ」と書きたい場合、2つを別々に書こうとすると「き(KI)」と「ゃ(XYA)」になりますので、合わせて5つのアルファベットを入力しなければなります。しかし、、KYA という3つのアルファベットでも入力することができます。