ソフトウェアにおける日付・時刻フォーマット
ソフトウェア(特にウェブ分野)でよく使用される日付・時刻フォーマットについて、簡単ですが表にまとめてみました。
仕様 | 記述例 |
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ISO 8601 Data elementsand interchange formats |
(1) (2) ※ “T” は 日付と時刻のセパレータ ※ “Z” は UTC を表す。 |
RFC 5322 Internet Message Format |
Mon, 01 Jan 2008 18:22:33 +0900
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RFC 7231 HTTP/1.1: Semantics and Content |
(1) (2) ※ 基本的には RFC 5322 を採用し、「固定長」「タイムゾーンは GMT (実際はUTC)のみとし、”GMT” と記述する」としている。 |
Common Log Format Apache |
27/Nov/2018:03:21:18 +0900
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参考情報
ISO 8601
- Data elementsand interchange formats–Information interchange–Representation of dates and times(和訳: 情報交換のためのデータ要素及び交換方式ー日付及び時刻の表記)
- 1988年に第一版が発行された。
- 標準形式や拡張形式などいろいろあるが、ソフトウェアで使われているのは一部の形式である。
- 参考
RFC 5322
- Internet Message Format
- 2008年
- 電子メールで使用される文法やメッセージフォーマットの仕様。
- 電子メールメッセージのヘッダ部分における日付データのフォーマットも定義している。
- 参考
RFC 7231
- Hypertext Transfer Protocol (HTTP/1.1): Semantics and Content
- 2014年
- HTTP/1.1 でやりとりされるメッセージのセマンティクスと内容を定義する仕様。
- HTTP/1.1 でやりとりされるメッセージのヘッダ部における日付フィールドにセットするフォーマットも定義している。
- 参考
Common Log Format
- ウェブサーバーである Apache が採用しているログフォーマット
- ログにおける日付部分のフォーマットも定義している。
- 参考