1. はじめに
viを:wqや:q!、あるいはZZで終了するのとではどちらが効率的か – 人間とウェブの未来 という記事を読みました。これに触発されて、vi(m) を終了するときに私が実行している手順について書いてみます。
※「vi(m) の終了手順」というよりは、「vi(m) で開いたファイルを閉じる手順」と言ったほうが正確かもしれません。
2. vi (vim) の終了手順(私の場合)
私の場合は以下の手順です。と言っても最初に挙げた記事の著者とほぼ同じです。
(1) :q
を押す
(2) 変更がなければそのまま終了となる
(3) 変更箇所があれば、「E37: 最後の変更が保存されていません(! を追加で変更を破棄)」というエラーメッセージが表示される
(3-1) 変更箇所を捨てるのであれば、:q!
を押して終了する
(3-2) 変更箇所を保存するのであれば、:x
を押して終了する
ヘルプを見ると書いてある通り、:x
は ZZ
と同じです。:x
はその後に Enter も入力しなければならず3回キーを押すことになります。それに対して、ZZ
は2回です。しかし私の場合、キーストローク数よりも「:q
と同じ exコマンドである :x
」という「コマンドの統一感」を優先したい派なので :x
を使っています。ZZ
は覚える必要もないような気がしています。
3. おわりに
最初に挙げた記事にはいろいろ書いてありますが、ほとんど好みの問題でしょう。
4. おまけ:各コマンドのヘルプを読む
今回使った vim のコマンドのヘルプを読むたい場合は、vi(m) を起動した状態で以下のようなコマンドを入力します。
(例):q
コマンドのヘルプを表示する場合
:help :q