1. Chrome の Webページ翻訳機能
Webブラウザの1つである Chrome には、「翻訳機能」が組み込まれています。
この機能を使うと、開いている Webページ上の文章を その場で 別の言語に変換することができます。
メジャーなブラウザには「拡張機能」が用意されており、後から機能を追加することができますが、その中には「翻訳機能」を持ったものもあるでしょう。それも悪くはないのですが、やはりブラウザに最初から組み込まれているというのはものすごくラクです。
Chrome の開発元である Google社は「Google Translate」という翻訳サービスを開発・運営していますが、その技術を流用しているのだと思われます。
2. 翻訳機能の使い方
使い方は簡単です。
翻訳する
Webページを開いている状態で、どこかを右クリックして「日本語に翻訳」を選択するだけです。
以下のように、日本語に翻訳されます。
ページの中の「今、ウィンドウに表示されているエリア」をビューポートと言いますが、この翻訳機能はビューポートに対して行われるようで、画面をスクロールするまで余計な部分の翻訳処理は実行されません。
翻訳を元に戻す
元の言語の表示に戻したい場合は、アドレスバー右端にあるアイコンをクリックし、「原文のページを表示」を選択します。
アドレスバー上の翻訳アイコン
アドレスバー上の翻訳アイコンは、Chrome が自動的に表示する場合もありますが、表示されていなければ、右クリックして「日本語に翻訳」を選択すれば表示されます。
このアイコンが表示されていれば、以下の画面のようにここから翻訳を実行することもできます。
また、オプションをクリックすると以下のようにいくつか設定を行うことができます。
本ページでは「英語 ➡ 日本語」の翻訳例しか画面を載せていませんが、表示する言語をここから変更することができます。
3. よくやる使い方
こんな感じで使うことが多いです。
- 英文のWebページを開く
- すぐさま日本語に変換して読み始める
- 翻訳が怪しそうな部分があれば原文に戻し、頑張って解読する
- その部分がクリアできたら、また日本語に変換して読み進める
- 以上を繰り返す
4. おわりに
この機能は本当に手軽で便利です。
Chrome 以外のブラウザでも、このくらい簡単に翻訳できるとよいのですが。