1. はじめに
以下の記事で、「UD デジタル 教科書体」というフォントが紹介されていました。
「読みやすさが一目瞭然」Windowsに元から入ってる『UDデジタル教科書体』は障害があっても無くてもオススメしたいフォント – Togetter
Windows 10 に入っているということなので、実際にどんな文字なのか見てみました。
2. UD デジタル 教科書体で書いた文字のサンプル
手持ちの Windows 10 で確認してみたところ、以下の6種類のフォントが入っていました。
本文用のR (Regular) | 見出し用のB (Bold) | |
---|---|---|
等幅フォント | UD デジタル 教科書体 N-R | UD デジタル 教科書体 N-B |
英数のみプロポーショナル幅のP付きフォント | UD デジタル 教科書体 NP-R ※ 教育現場の基本推奨書体 |
UD デジタル 教科書体 NP-B |
かなと英数がプロポーショナル幅のK付きフォント | UD デジタル 教科書体 NK-R | UD デジタル 教科書体 NK-B |
以下が、6種類のフォントで書いた文字のサンプルです。
エディタで文章を書いてみると、こんな感じになります。
確かに読みやすいです。
次に、上段に「数字の1、L の小文字、I の大文字」を、下段に「数字の0、Oの大文字」を書いてみました。
残念ながら、「数字の1」と「L の小文字」、「数字の0」と「O の大文字」の区別が難しいです。
プログラミング用フォントであれば、このあたりの文字は区別が付きやすい形になっているのですが、そうでないフォントだと、大抵こんな感じです。普段、それほど困るときはないのですが、パスワードを入力するときに文字の確認には使えません。
3. おわりに
最初、UD デジタル 教科書体の文字がどんな形なのか知りたくてサンプルを探したのですが、意外といいものが見つからなかったので自分で用意することにしました。お役に立てれば幸いです。