パソコンが起動・終了(シャットダウン)に時間が掛かるのに比べて、スマートフォンやタブレットPCはすぐに起動・終了するイメージがあります。
しかしこれにはカラクリがあります。通常、スマートフォンやタブレットPCというのは、使い終わると電源を切るのではなくスリープ状態にしているのです。スリープ状態への移行には時間がほとんど掛かりませんし、スリープから復帰するのも同様です。スリープというのは、状態を保持したまま ディスプレイやCPUを休ませておく機能です。多少電力は消費しますが、スマートフォンやタブレットPCはバッテリーが長時間持ちますので、このような運用が可能になります。
こんな便利な機能をパソコンでも使わないのはもったいないです。最近のノートパソコンはバッテリー容量が大きくなっていますし、デスクトップのようにACアダプタを接続しておけばスリープしておいてもほとんど問題にはなりません。ということで、数十分後か数時間後に、また使う予定があるのであれば、パソコンもスリープさせておけばいいのです。Windows でも Mac でも同様です。
パソコンを頻繁に使っている人は、スリープを多用していることが多いようです。わたしもよく使います。どんどんスリープを使っていきましょう。