Web

ウェブサイトを開いたら表示される「通知の表示」を求めるポップアップについて

投稿日:2019年11月8日 更新日:

1. いきなり表示されるポップアップの意味

ウェブサイトにアクセスすると、いきなり以下のようなポップアップが表示されることがあります。

これは、

今後、このウェブサイトから何かしらの情報を通知していいですか?
(このウェブブラウザを通して)

ということを聞いています。

たいていは、はじめて訪れたウェブサイトを表示したタイミングでポップアップが現れるため、「このウェブサイトについて何も知らないのに、いきなり通知を許可するわけないだろう」と思いつつ [ブロック] ボタンを押すのではないかと思います(それで良いです)。

もしここで「許可」を選択すると、今後 このウェブブラウザを起動したどこかのタイミングで、以下のような通知が表示されるようになります。

WIndows 10 + Chrome の場合の通知
もう少し詳しく書くと、ウェブサイト側はいつでも通知を送信することができます。その通知は、ウェブブラウザの開発企業が用意したサーバーが受け取ります(24時間体制)。そしてウェブブラウザが起動したときに、そのサーバーに通知が来ているか問い合わせ、通知が来ていればそれを表示するという仕組みになっています。

この「通知」が便利なのは、こちらからウェブサイトを訪れなくても更新情報などを知らせてくれる点です。 興味あるウェブサイトの更新情報を受け取ったり、普段利用しているウェブアプリケーションから重要なお知らせを受け取る場合に便利です。

2. Chrome での設定・操作

※ Chrome のバージョンは 78 です。

「通知の表示」設定

どのウェブサイトに対して「通知の表示」を許可するか? 』 の設定はウェブブラウザ毎に保持されます。

Chrome であれば、[設定] – [詳細設定] – [プライバシーとセキュリティ] – [サイトの設定] – [通知] で確認・変更することができます。

送信する前に確認する(推奨)」を [オフ] にすると、「通知の表示」の許可を求めるポップアップが表示されなくなります。

ブロックしたウェブサイト(ドメイン)です。追加・削除などの操作が可能です。

許可したウェブサイト(ドメイン)です。追加・削除などの操作が可能です。

ウェブサイト毎の設定

一度、ブロックしたウェブサイトであっても、通知を受け取りたくなったら簡単に設定変更することができます(もちろんその逆も)。

そうするには、まず 目的のウェブサイトにアクセスし、アドレスバーの左端をクリックします。

するとポップアップが現れますので、[通知] のところで値を変更するだけです。

このポップアップでは、このウェブサイトに関するその他の設定も変更することができます。一番下にある [サイトの設定] を選択すると更に詳細な設定を行うことが可能です。

4. Firefox での設定・操作

※ Firefox のバージョンは 70 です。

「通知の許可」設定

Firefox が保持している「通知の許可」情報は、以下の手順で表示することができます。

(1) ウィンドウ右上の設定アイコン – [オプション] を選択します。

(2) [プライバシーとセキュリティ] – [許可設定] – [通知] の右端にある [設定…] ボタンを押します。

(3) 「通知の許可」に関する設定情報が表示されます。

[許可] もしくは [不許可] を明示的に設定しているウェブサイトの一覧が表示され、設定を変更することもできます。

上の一覧で選択したウェブサイトの情報を削除します。

上の一覧に表示されたすべてのウェブサイトの情報を削除します。

[通知の許可の要求をブロック] にチェックを入れると、上の一覧に表示された以外のウェブサイトにアクセスしている際、「通知の許可」を尋ねるポップアップが表示されないようになります。

ウェブサイト毎の設定

一度ブロックしたウェブサイトに対して「通知許可」の設定を変更するには、以下の方法でも可能です。

目的のウェブサイトにアクセスし、アドレスバー左端にあるアイコンをクリックします。

するとそのウェブサイトの「サイト情報」ポップアップが表示されるので、[ブロック] と記載された右側にある [X] をクリックします。

「変更内容を適用するには、ページの再読み込みが必要です。」と表示されるので、ページを再読み込み(リロード)します。

すると、通知の許可のポップアップが表示されるので「通知を許可する」もしくは「許可しない」を選択します。

Firefox 72 からは、ウェブサイトにアクセスしてすぐに「通知の許可」を要求してくる場合は、デフォルトでブロックしてしまいポップアップも表示されなくなります。許可するには、後から設定を変更する必要があります。

5. おわりに

この機能に関して思うのは、ウェブサイトにアクセスしたタイミングで、いきなり「通知の表示」許可を求めるのが間違っているのではないか? ということです。そうなってるウェブサイトばかりです。最初にも書きましたが、そのウェブサイトについてよく知らない状態で通知を受け取るかどうか決められるはずがありません。それに「通知」についての説明が無さ過ぎます。この仕組を知らない人にとっては、ワケが分からないでしょう。「通知」というものについて説明したページを用意し、その内容を読んでもらった上で許可を求めるのがあるべき姿ではないでしょうか。

ポップアップが表示されたら 即座に [ブロック]ボタンを押してしまう人も多いと思いますが、興味のあるウェブサイトや、よく使うウェブアプリケーションであれば通知自体は便利な機能です。上の方で説明した通り簡単な操作で設定変更できますので、 いろいろなウェブサイトの通知を試してみるのもよいと思います。それくらい気軽に使える機能です。

この仕組の技術的な話しについては 以下の記事に書いていますので、興味のある方は参考にしてください。

Web Programming

サーバーからブラウザを通じてデスクトップ通知する方法(Push API を利用)

2019.10.09

6. 参考

📂-Web

執筆者:labo


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

Web

Source Map に関する情報

目次1. Source Map とは?従来の問題点ソースマップ(Source Map)ソースマップに関連するファイルを整理するソースマップの動作ソースマップは誰が作るのか?2. Chrome ブラウザ …

Web Vitals

<script>タグのdefer/async属性について(その2:実例)

script タグの属性によって、JavaScript ファイルがどのように読み込まれるのか、3パターンを実際のWebページを使って比べます。

Chrome

Chrome で拡張機能を使わずにスクリーンショットを撮る方法

Chrome で拡張機能を使わずにスクリーンショットを撮る方法について説明します。

Web

閲覧しているウェブページで利用されている HTTP のバージョンを確認する方法

ウェブブラウザで ウェブサイトを閲覧している際、HTTP のどのバージョンが使われているのか確かめる方法を紹介します。 目次Chrome の場合FirefoxEdge Chrome の場合 (1) ウ …

Web

TypeSquare の導入手順

Webフォントサービスである TypeSquare の導入手順について説明しています。