Simple.css というCSSフレームワークがあります。
大きな特徴は以下の2つです。
- CSSクラスを使っていない。
- サイズが小さい。
まず、1番目の特徴についてですが、これは「HTMLに対して追加作業(HTML要素の class属性に何かしらのCSSクラス名を指定する作業)なしに、装飾が適用される」ということです。Simple.css では、CSSクラスに対してではなく、各HTML要素に対して直接スタイルが指定されているため、Simple.css が提供するCSSファイルを読み込ませるだけで、Webページがそれなりの見た目になります(手っ取り早い)。
2番目の特徴については、特に言うことは有りません。巷には、高機能なCSSフレームワークがあふれていますが、その分ファイルのサイズが大きいです。誰しもが高機能を望んでいるわけではないでしょう。
以上から、Simple.css は
- 手っ取り早くWebページを作って公開したい。
- そのためのHTMLファイルは自分で用意するが、CSSは書きたくない。
- 見た目は、最低限の装飾でよい。なので、無駄にサイズの大きなCSSファイルを読み込みたくない。
こんな場合に利用するものだと言えます。