目次
1. Windows 10 のツールバー機能
Windows 10 のツールバー機能について説明します。
以下の画面にあるように、一番下に配置されている帯状のエリアが「タスクバー」です。ここに、パーツとして追加できるのが「ツールバー」になります。
2. 追加できる項目
タスクバーを右クリックして、[ツールバー] の中を見てみると 4つの項目が用意されているのが分かります。(アプリケーションによっては、ここに項目を追加するものもあります)
この4つについての説明を表にします。
項目 | 説明 |
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アドレス |
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リンク |
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デスクトップ |
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新規ツールバー |
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3. デスクトップを追加したときの表示
例えば、「デスクトップ」を追加した場合のツールバーは以下のように表示されます。
このツールバーでは、”デスクトップ” という部分の右側に1階層下の項目が隠れており、右側に表示されている「>>」の部分をクリックするとその部分が展開されます。フォルダ階層を更に下降していけるため大変便利です。
4. ツールバーを追加する位置
以下のように、[タスクバーを固定する] のチェックを外しておけば、ドラッグすることによって ツールバーを移動させることができます。
左に動かす際、そのフォルダの1階層下の項目(フォルダとファイル)がずらっと表示されます。いけるところまで右側に動かせば、1階層下の項目が隠れます。
5. ツールバーを右クリックした時のメニュー
追加したツールバーを右側クリックすると、いくつか操作の項目が表示されます。
各項目の意味は以下となります。
項目 | 説明 |
---|---|
表示 |
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タイトルの表示 ボタン名の表示 |
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ツールバーを閉じる |
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6. ツールバーに素早くアクセスする
ツールバーの惜しい点は、専用のショートカットキーがないことです。
なるべく少ないキー操作で、ツールバーにフォーカスを持っていきたい場合は以下のキー操作が考えられます。(他にもあると思いますが)
目的のツールバーにフォーカスを持っていく(その1)
- Windows + T キーで、タスクバーにフォーカスを移す。
- ただこれだけでは、タスクバー上のどこにフォーカスがいくか分からないので、あとは Tab キー(もしくは Shift + Tab キー)でツールバーまでフォーカスを移動させる。
目的のツールバーにフォーカスを持っていく(その2)
- Windows + B キーで、タスクトレイにフォーカスを移す。
- Shift + Tab キー で、ツールバーまでフォーカスを移動させる。
目的のツールバーにフォーカスが移動した後の操作
目的のツールバーにフォーカスが移動した後は、以下の操作が可能です。
- 矢印キーでフォルダ階層を移動する
- 開きたい項目が選択されたら、Enter キーを押して開く。
- ツールバー内での操作をやめる場合は、Esc キーでポップアップを閉じる
7. おわりに
ツールバーを利用する主な目的は以下のどちらかだと思います。
- よく使うアプリケーションを配置したフォルダをツールバーとして追加し、ここからアプリケーションを起動する。
- よく使うフォルダをツールバーとして追加し、ここからフォルダを開く。
1つ目(アプリケーション)に関しては、以下の記事に書いたように スタートメニューを利用する方法もお勧めです(こちらの方が Windows 10 らしいやり方と言えるでしょう)。
2つ目(フォルダ)に関しては、エクスプローラーのジャンプリストもお勧めです。