1. はじめに
WordPress で投稿ページに画像を貼った場合、その画像を表す <img>
タグにどのような属性が自動的に追加されるかについて調べたので簡単に紹介します。
2. 環境
3. img タグに自動追加される属性
コンテンツに対する処理
重要なのは、wp_filter_content_tags() 関数です。ここで、渡されたコンテンツ内の <img>
タグに対していろいろ処理を行っています。
抽出した <img>
タグに対して主にやっている処理は以下になります。
width
,height
属性を追加する。srcset
,sizes
属性を追加する。loading
属性を追加する(デフォルトの値はlazy
)。
実際はそれぞれ実行する条件があるのですが、できるだけ追加される方向で処理されます。
実行されるタイミング
wp_filter_content_tags() 関数は、default-filters.php ファイル内で the_content というフィルターに登録されています。
add_filter( 'the_content', 'wp_filter_content_tags' );
この the_content というフィルターは、投稿ページの本文を出力する関数 the_content 内で実行されます。
4. おわりに
意外とシンプルでした。
ただ、このあたりの処理はまた変わりそうなので、注意してないといけません。