私が管理している CentOS 7 から yum に関するエラー通知メールが送られてきました。
メールの内容
以下がメールの抜粋になります。
件名: Cron <root@mail> run-parts /etc/cron.hourly
/etc/cron.hourly/0yum-hourly.cron:
Not using downloaded remi-safe/repomd.xml because it is older than what we have:
Current : Tue Feb 20 15:37:17 2018
Downloaded: Fri Feb 16 16:19:08 2018
「repomd.xml
というファイルが古い」ことが問題になっているようです。
対応方法
少し調べたところ、yum のキャッシュを削除すればよいことが分かりました(100% 正しい方法なのかはまだ分かりませんが)。
通常、yum のキャッシュを削除するには以下のコマンドを実行します。
$ sudo yum clean all
実際に実行してみました
以下が実際に実行した様子です。
$ sudo yum clean all
読み込んだプラグイン:fastestmirror
リポジトリーを清掃しています: base epel extras remi-safe rpmforge updates
Cleaning up everything
Maybe you want: rm -rf /var/cache/yum, to also free up space taken by orphaned data from disabled or removed repos
Cleaning up list of fastest mirrors
base
, epel
, extras
, remi-safe
, rpmforge
, updates
という6つのレポジトリに関するキャッシュが削除されました。
デフォルトで無効になっているレポジトリのキャッシュも削除するのであれば、--enablerepo='*'
オプションでそのレポジトリを指定しておく必要があります。(man yum
でマニュアルを読むと書いてあります)
また、表示されたメッセージを読みますと、無効になっているレポジトリや削除したレポジトリのキャッシュを削除するには、「/var/cache/yum
を削除する」という方法もあるようです。今後も エラーメールが届くのであれば、こちらの方法を試すことにします。
結局、また同じメールが飛んできたため、
/var/cache/yum
ディレクトリ以下を別の場所に移動しておきました(いきなり削除するのは怖かったため)。/var/cache/yum
の直下には x86_64
というディレクトリが1つあるだけだったので、これを /tmp
の下に移動しました。
$ sudo mv /var/cache/yum/x86_64 /tmp